Svetlanaロゴには現在、СロゴとSロゴの2種類が存在します。
2000年頃までは全てのSvetlana真空管は露Svetlana JSC傘下でサンクトペテルブルクにあるSvetlana工場で生産されていました。流通は当時世界総代理店であった米Svetlana Electron Devices社 (SED社)が行っていました。
Sロゴ商標は、2001年にSED社が倒産した時、負債整理のために米New Sensor社 (NS社)に売却されました。この頃からSvetlana JSCはSvetlana工場で生産する全ての真空管ロゴをСロゴ (Winged-C)に切り替えました。
現在生産されているSロゴSvetlana真空管は露サラトフにあるNS社のReflektor工場 (SOVTEK, Electro-Harmonixブランドと同じ工場)で生産され、NS社がSロゴSvetlanaとして販売しております。SロゴSvetlana真空管は、構造・性能などがСロゴSvetlana真空管とはまったく異なります。
よって、現在Svetlana工場で生産されているSvetlana社製真空管にはSロゴは使用されておりません。
露Svetlana社製真空管には露Svetlana社のオリジナルロゴであるСロゴ(Winged-C)のみ使用されています。露Svetlana社製真空管をお求めの場合は必ずСロゴであるかをご確認の上、お求め下さい。
ロシア語での『С』はアルファベットの『S』に相当する。『С』は字形がアルファベットの『C』と似ているため、『С』が『シー』と読まれることが多いが、正しくは『エス』と読む。コンピューター上で扱う文字コードも『С』と『C』は全く異なる。
㈱テクソルはSvetlanaの日本総代理店です。